第５号「神戸/中華」一人飲みにお薦めの店 その４
第５号もご覧いただき、ありがとうございます。
今回も、神戸の元町・三宮だが、中華に絞って紹介したい。神戸で中華といえば南京町を想像されると思うが、通勤経路の関係もあり、紹介させていただく店はいずれも南京町の店ではない。
○三宮一貫楼 本店
元町。
中華の定番メニューが揃う。一人でも入りやすく、価格もリーズナブルで、一人飲みにお薦め。もちろん、大人数で料理をシェアしながら飲むのも可能。新神戸駅などで人気のお土産の豚まんや焼売も、出来立てを食べれることができる。日常的によく通った。
○四興樓(しこうろう)
元町。
私は、いつも、豚まん又は焼売に、ビールだった。１階は一人飲み向き。２階は２～３人向き。豚まんは、上記の一貫楼と甲乙付けがたい神戸名物で、地方発送もしている。こちらも、日常的によく通った。
○順徳
元町、広東料理。
一人飲みなら、一品とビールと名物のネギそば。
３～４人で コースと紹興酒も良い。〆はやはり、ネギそばを食べたい。
○良友酒家(りょうゆうしゅけ)
元町・中山手通(山手幹線沿い)。
常連さんの多い、アットホームなお店。自分の好みを伝えて、お薦めの料理を聞くのが良い。一人飲みでも宴会でも大丈夫と思う。
○健民ダイニング
神戸元町のケンミン食品本社ビル１階にあり、上品な中華を味わえる。
ここは一人飲みよりは複数人で。私も妻と娘を連れて行った。家族や同僚とちょっと贅沢するのにぴったり。
コースがお薦め。コースは何種類かあるが、ベーシックな以下のコースで十分満足できる。
前菜盛り合わせ
●大海老のピリ辛ソース
●海鮮のロワイヤルスープ
●揚げ物三種
●手作り 小龍包
●福建 焼ビーフン
●デザート
1名¥3,300（税込）
次号は、神戸元町・三宮のビアホール、天ぷら、焼鳥、バーを紹介します。
以上
第４号「神戸/寿司・おでん・肉割烹・瀬戸内料理・ピザ・お好み焼き」一人飲みにお薦めの店 その３
今回も、神戸の元町・三宮近辺。ジャンルがやや広くなるが、寿司、おでん、肉割烹(炭火焼き)、瀬戸内魚料理、ピザ、お好み焼きのお店を紹介したい。
寿司
いわゆる高級店には行かなかったが、以下の３店は、比較的手頃な値段で、とてもおいしい寿司をいただくことができた。
○うを勢 総本店
三宮と元町のちょうど真ん中辺り。
ホームページに書かれたキャッチフレーズは「老舗の味、高級店と同じネタをたくさん召し上がっていただきたい」「旨い、大きい、安いに、こだわっています」。正にその通り。
○鮓 國次(すし くにつぐ)
三宮から少し歩く、落ち着いた場所。
蝶ネクタイ姿の優しい大将が、こだわりのアテと寿司を出してくれる。ランチも約2000円～約4000円の間で３種類あり、いずれもお値打ち品。
こちらの店から三宮駅に向かう帰り道の途中、ローハイド(バー、別号で紹介予定)に寄るのも楽しみだった。
○たかた
平日は15時からネタ切れまで、土曜日は14時からでネタ切れまで、と営業時間が短い。店はカウンター席のみ。ご夫婦二人で営まれていると思う。常連さんが多く、いつも行列しており、入れたらラッキー。知る人ぞ知る三宮の名店。
ぐるなびさんに出ていないようなので、「東門街 たかた」で検索してください。
おでん
○おでん まめだ
三宮センタープラザ東館 の地下１階。
大好きな店で、季節を問わず、何度もお邪魔した。
私の場合、まずは、小ビール・小鉢とおでん５品のセット(1000円と1500円の２種類)。その後、熱燗と好きなたね。生ずしやたらこなどの一品のアテも、とてもおいしい。熱燗は菊正宗、錫製の酒器で供され、ついお代わりしてしまう。
肉割烹(炭火焼き)
○こいし
元町、トアロード。
牛串とポテトサラダは必須。後は 、その時々の気分で、牛、豚 、鶏の焼き物を。〆の釜めしもおいしい。日本酒は、愛媛の梅錦だったと思う。お店の人が皆優しく、とても居心地が良い。
瀬戸内料理
○瀬戸内 魚料理 かねも
三宮の裏路地。
新鮮・旬の魚を桶に入れて持ってきてくれ、選んだ魚を好きな料理法で調理してくれる。味わえます。地酒、焼酎も豊富。私は何度か釣り好きの友人とお邪魔したが、一人飲みでも宴会でも大丈夫。友人とは、この店の後、近くのバーにはしごした(BARあじさい通り、別号で紹介予定)。
ピザ、お好み焼き
○ピノッキオ
三宮、山手幹線。創業50年以上の老舗。
今までの枚数がカウントされた三角のシリアルナンバーカードが添えられたピザは、水を一切使わずミルクで練り上げる生地で、独特の食感。前菜、パスタ、リゾットもおいしく、一人飲みもよいが、何人かでいろんな料理をシェアしたい。私も神戸に単身赴任中に、遊びに来てくれた妻と娘と３人で楽しく食事をした。
余談だが、この店は村上春樹さんの「辺境・近境」にも登場しており(作中に出てくるピザのシリアルナンバーは958,816枚目)、ファンの方も多く訪れるようだ。
○鉄板バル clap
元町駅南。
店名の鉄板バルの通り、タパス、ピンチョス鉄板焼きでワイン、〆はお好み焼き。想像以上にリーズナブルなお店。
○美作(みさく)
三宮北。
まずは、タコ、ゲソ、鶏皮などの鉄板焼きをアテにビールや酎ハイ、〆は定番のスジうすキャベツ焼きが個人的なお薦め。
次号の第５号も、神戸の元町・三宮で、中華を予定しています。
以上
第３号「神戸/炉端・居酒屋」一人飲みにお薦めの店 その２
第３号もご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、元町・三宮近辺の炉端や居酒屋を紹介したい。
当時の職場にはJR元町駅を利用していたため、三宮よりも元町の店に行くことが多かった。どうしても元町駅に近い店に片寄る点、ご了承願いたい。
なお、単身赴任当時住んでいたのは、元町、三宮から西に３～４駅のJR六甲道。神戸市灘区の良い住宅街で、神戸大学にも近く、一人飲み、食事、洋菓子のおいしい店に事欠かなかった。また、通勤電車では六甲山の山並みを眺めるのが楽しみであった。また話がそれたが、六甲道については別の号で特集したいと考えている。
それでは、元町、三宮近辺の炉端・居酒屋をどうぞ。
○酒肆 大関(しゅし おおぜき)
東門街の炉端の店。
コの字カウンターの中の畳と炉があり、そこに座った和服姿のお姉さんが注文応じて、魚介、肉、野菜などを焼いてくれる。焼けると、長い杓文字に乗せて客に提供され、エンターテイメントに富む。お酒はもちろん、大関のいろんな種類あり。
上の階には広間もあり、20人位の宴会にちょうど良い(こちらは炉端ではなく、懐石や鍋のコース)。
一人飲みにも、宴会にも、よく使わせていただいた。
○岡ちゃん
元町の魚と焼鳥のおいしい居酒屋。
ご夫婦で営まれている。魚、焼鳥、一品、何でもおいしい。お酒の種類も豊富。
常連の方も一見に優しく、大将と奥さんを介して会話が弾む。これもご夫婦のお人柄のおかげ。とにかく居心地がよく、つい長居してしまった記憶がある。
二階はテーブル席で、宴会も可能。
○一寸法師
三宮のさんプラザ地下1階。
海鮮丼が有名だが、私のお薦めは、おまかせ料理 みやび 3000円コース。コース内容は以下の通りで、魚を満喫できる。
・小鉢３品
・お造り３種盛り
・焼き物
・荒炊き１人鍋
・握り５貫
カウンターのみで、大将や他のお客さんとの会話も楽しかった。
○松屋 元町本店
神戸市中央区元町通３－９－２１
気軽に一人で入ることのできる居酒屋。料理のメニュー豊富で 、値段もリーズナブル。日本酒も多種取り揃え。他のお客さんと話をせず、店に溶け込んで一人飲みするのにぴったり。
○金時食堂
元町の食堂・居酒屋。
上記の松屋元町本店と同じく、店に溶け込んでの一人飲みに最適。映画のロケでも使われた昭和が感じられる、味わいのあるお店。
次号の第４号も神戸の元町・三宮近辺で、寿司、おでん、肉割烹、瀬戸内魚料理、ピザ、お好み焼きを予定しています。
以上
第２号「神戸/餃子」一人飲みにお薦めの店 その１
1996年に東京に転勤し、それ以来ずっと東京に住んでいるが、比較的最近の2年間、神戸に単身赴任していた。この神戸時代の2年間は、結構一人飲みに行った。
何回かに分けて、神戸の一人飲みお薦めの店を紹介したい。なお、現在も全ての店が営業しているか定かではなく、その点ご了承下さい。
まず、今回は餃子。
餃子
私の場合、一人飲みといえば、まず餃子。神戸は餃子のおいしい店がたくさんある。特徴は味噌ダレである。
以下の店は、どこも私のお気に入りで、何度も足を運んだ。シチュエーション別に分類して紹介する。
1.ゆっくり飲める
１～３店目は、餃子とお酒の種類やサイドメニューが複数あり、比較的ゆっくり飲める。複数人で行くのもお薦め。
○元祖 ぎょうざ苑
神戸南京町。
餃子は、皮がもっちり系で、やや大ぶり。焼餃子、水餃子、揚餃子、スープ餃子など種類豊富。
お酒は、ビール、チューハイ、紹興酒など。
ジャジャ麺、ジャジャ菜、叉焼などもお薦め。
○古屋
神戸市中央区北長狭通4-2-18
餃子は、焼餃子はプレーン、しそ、パクチー、ネギと、水餃子。
お酒は、ビール、チューハイ 、ハイボールのほかに、吟醸酒やワインもあり。
蒸し鶏 、香港麺、チャーハンもお薦め。
○小宇宙
元町駅西口。
餃子とクラフトビールの店。
餃子は、味噌ダレとレモン塩で食べる定番のもの、イベリコ豚と白ネギ
パクチーのせなど。
お酒は クラフトビール、レモンサワー、ワイン、スパークリングなど多数。
2.食事メインに
４店目は、ラーメンなどの食事メニューと一緒に、餃子とビールを。焼き餃子、水餃子、ビールのセットもあり。
○淡水軒
元町駅高架下(モトコー)。コの字カウンターのみで、頑固一徹な感じのご主人で、入るのには少し度胸がいるが、入ってみれば大丈夫。
餃子は、焼餃子と水餃子。Aセット(ラーメン、焼餃子、水餃子)、Bセット(瓶ビール、焼餃子、水餃子)もあり。
ラーメン、ワンタンメンなどもお薦め。
3.さっと短時間で
５～６店目は、注文１回のみ、餃子とビールでさっと締める感じ。両方とも、皮パリパリ系 。
○赤萬
２店あり。元町店は店じまいが早い。
○ぎょうざ 大学
南京町。１店目のぎょうざ苑とはしごもお薦め。
(参考)神戸グルメ本
一人飲みに適しそうなお店がたくさん紹介されている。単身赴任中、よく参考にさせてもらった。
以上
第１号「一人飲みのすゝめ」
はじめに
はじめまして。就職して約25年、結婚して約20年、東京在住のアラフィフ・サラリーマンです。
「一人飲み」歴は、約30年ほど。
「これまでに訪れた、一人で気軽に入れて、あてが美味しく、リーズナブルなお店」や「季節ごとの家飲みの楽しみ」等について、徒然に書き留めていきたい。
一人飲みの定義
本ブログでの一人飲みの定義は「店で一人で飲む」または「家でもっぱら一人で飲む」こととする。
前者は、正に仕事帰りなどに一人で飲みにいく訳だが、後者は、家族との食事中などに一人で晩酌することを言うので、厳密には一人ではないことが多い。また、たまに妻と一緒に飲むこともある。
一人飲みのすゝめ
「一人飲みは寂しくないか？」「一人で居酒屋などに入りにくいのではないか？」という方も多いと思う。
確かに、そういう側面はあるが、私にはそれ以上に「気兼ねなく、好きなものを食べ、好きなものを飲むことができる」というメリットの方が大きい。
料理なら定番や季節感のあるもの、飲み物はビールが多い。なお、店でのビールは、個人的に、瓶ビールを好んで飲む。生ビールは店によってクオリティに差があるが 、瓶ビールはまず間違いない(美味しい生ビールを出す店の大将の受け売りだが)。
やや話が脱線したが、他にも、一人で店を開拓し、家族を連れて行ったり、友人や同僚に教えてあげたりするのも、一人飲みの楽しみの一つである。
能書きはこれくらいにして、次号から、東京(主に小田急沿線)や神戸(単身赴任していた)の一人飲みにお薦めのお店、家族も喜び、家飲みも充実する季節感のある取り寄せ食材(ふるさと納税のお礼の品を含む)などを中心に紹介させていただきたい。
よろしくお願いいたします。
以上
